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Xperia Z3 Compact D5803とD5833の違いについて

投稿日:2014年11月16日 更新日:

これまでグローバルモデルのXperia VやXperia Z1f Compactは、ドコモなどから発売されるキャリアモデルを別にすると一機種につき一モデルしか存在していませんでした。

Xperia Z3 Compactでは基本性能は同じで利用可能なネットワークが異なるD5803とD5833の2つのモデルが発売されています。

Xperia Z3 Compactで存在するD5803とD5833という2つのモデルにおいて、利用可能なネットワークがどのようなに異なるのか見てみようと思います。

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D5803とD5833の比較

ソニーモバイルから提供されているホワイトペーパーを参考にして、両モデルで利用可能なネットワークを抜き出して見ます。

利用可能なネットワーク

Model Networks
D5803 UMTS HSPA+ 850 (Band V), 900 (Band VIII), 1700 (Band IV), 1900 (Band II), 2100 (Band I) MHz
GSM GPRS/EDGE 850, 900, 1800, 1900 MHz
LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17, 20)
D5833 UMTS HSPA+ 850 (Band V), 900 (Band VIII), 1900 (Band II), 2100 (Band I) MHz
GSM GPRS/EDGE 850, 900, 1800, 1900 MHz
LTE (Bands 1, 3, 5, 7, 8, 28)
TD LTE Band 40

2Gでは、両モデルとも利用可能なネットワークに違いはないようです。

3G、4G/LTEはこのままだと比較しづらいので、Wikipediaの情報と合わせて表にして比較してみます。

3Gの比較

Bands 周波数 通信キャリア D5803 D5833
1 2100 NTTドコモ(FOMAサービスエリア)
ソフトバンクモバイル (SoftBank 3G)
アジア
欧州
2 1900 PCS
米AT&Tモビリティ
米T-Mobile
加Rogers
4 1700 AWS
米T-Mobile
5 850 米AT&Tモビリティ
豪Telstra
加Rogers
ブラジルClaro,Telemig Celular
6 800 NTTドコモ(800MHz帯再編終了前の
FOMAプラスエリア)
8 900 フィンランドElisa
タイAIS
豪Optus,Vodafone
ソフトバンクモバイル(プラチナバンド)
19 800 NTTドコモ(800MHz帯再編終了後の
FOMAプラスエリア)

3Gネットワークでは、D5803のみ1700 (Band IV)に対応しています。このBand IVは主に米国で使用されているのもなので、米国で利用予定があるならD5803がよさそうです。

日本国内ではBand Iにしか対応していないようなので、地方や山間部での利用は難しいかもしれません。

4G/LTEの比較

Bands 周波数 通信キャリア D5803 D5833
1 2100 NTTドコモ
KDDI
ソフトバンク
韓国(LG U+)
中国(中国電信、中国聯通)
2 1900 カナダ、中南米
3 1800 NTTドコモ
ソフトバンク(ワイモバイル)
台湾
韓国(KT、SKテレコム)
欧州
中国(中国電信、中国聯通)
4 1700
2100
米国(AT&Tモビリティ、T-Mobile US、
MetroPCS、ベライゾン・ワイヤレス)
5 850 韓国(SKテレコム、LG U+)
7 2600 TeliaSonera(北欧)
香港(CSL、Hutchison、
PCCW、中国移動)
韓国(LG U+)
カナダ、中南米
8 900 ソフトバンク
ソフトバンクモバイル
韓国(KT)
欧州、中南米
台湾(予定)
13 700 ベライゾン・ワイヤレス
17 700 AT&Tモビリティ
ドコモパシフィック
19 800 NTTドコモ
20 800 欧州
21 1500 NTTドコモ
28 700 NTTドコモ(2015年1月予定)
KDDI/沖縄セルラー電話(2015年1月予定)
ワイモバイル(2015年12月予定)
豪州(2015年予定)
ブラジル(2016年予定)
ニュージーランド
中南米
台湾

LTEネットワークではD5803が10バンド、D5833が6バンドとD5803の方が利用できるバンド数がだいぶ多いです。日本以外の国、特に米国(Band 4,13,17を利用)で使用する機会がある場合にはD5803を選択したほうがよさそうです。

D5833は、アジア及びニューマケット向けの仕様の様な印象を受けます。気になるのがBand 28に対応している点です。もしNTTドコモなどで対応予定のBand 28に対応したものであれば、日本国内での利便性は高まります。また、Band 28は、豪州(2015年予定)、ブラジル(2016年予定)、ニュージーランド、中南米、台湾で利用されています。日本のみで使用する場合やこれらの国で使用する機会がある場合にはD5833という選択肢もありそうです。

利用可能なネットワークを見る限り、D5803は欧米向け、D5833はアジア・新興国向けのようです。

D5803は技適マーク表示可能

D5803は日本の技適の認定を受けていて、技適マークの表示が可能なモデルのようです。

確かXperia Z2では技適の認証は受けているが技適マークの表示が出来ないといった事があったような気がしますが、D5803では技適マークの表示も可能という事なので日本で安心して使用できるモデルになっています。

対応BandからみてD5833の方が日本向けの印象を受けるのですが、D5833は技適の認証を受けていません。最近発売の端末が技適の認証を受けている中で、D5833が技適の認証を受けていないというのは疑問に感じるところがあります。

日本モデルのSO-02G

NTTドコモから発売されているSO-02Gは、LTE Band 1/3/19/21に対応となっているのでグローバルモデルの2モデルのいずれとも異なる仕様のようです。

現在使用しているXperia VはLTE Band 1/3/5/7/20を利用できるので、D5803ならこれまでと同等以上の使用感が保てそうです。

調べました↓
Xperia Z3 Compact SO-02Gのネットワークバンド、D5803/D5833との比較 | 8wired.info

まとめ

日本以外の国で使うことを考えると利用できるLTE Band数が多いD5803を選択するのがよさそうです・・・として締めたかったのですが、私がよく行く国の1つであるニュージーランドではBand 3と28が利用されているのでD5833にしようかどうしようか悩み中です。

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執筆者:


  1. トーマス より:

    詳しくまとめてくださり大変参考になりました。z3コンパクトをソフトバンクのシムで運用しようと思っているのですが、その場合には5803と5833で日本国内でのつながりやすさは一緒と理解してよろしいのでしょうか?

  2. しょーた より:

    >トーマスさん

    コメントありがとうございます。

    その認識で問題ありません。今後バンド28(2015年12月予定)の整備状況によりD5833にアドバンテージが出る可能性がありますが、現状ではD5803とD5833の両モデルによるつながりやすさは3G、LTE共に違いはないと思います。

  3. ワカ より:

    詳しくご説明ありがとうございます。

    私、間違ってAmazonでD5833をポチってしまい日本で使えるか悩んでました。格安SIMに変えるつもりはなく、純粋に現在使用しているSBの206SHのnanoSIMをそのままさせたらいいな、と思っています。

    SIMフリーだからバンドが対応してたら大丈夫ですよね?

  4. しょーた より:

    >ワカさん

    コメントありがとうございます。

    私はドコモを利用しているのでソフトバンクで試した事はありませんが、APNの設定を行えば問題なく使用できると思います。

  5. ワカ より:

    早速のご回答ありがとうございます。

    APNの設定はいろんなサイトででてますが、たくさんありすぎて何が本当に正しいか悩んでます。ソフトバンクはAPN抽出が面倒らしく野良アプリを一個いれて準備しました。

    うまく出来なかったらキャリアをドコモにしようかな。

  6. しょーた より:

    >ワカさん

    ソフトバンクのAndroid端末のAPNは色々複雑のようで、アプリ使ったほうがいいという書き込みも見かけますね。無事接続できる事を願っています^^

  7. ワカ より:

    ありがとうございます(^-^)

    もしうまくいかなかったらご相談、お知恵拝借させて頂きたいと思います。

    とりあえず、やるだけ頑張ってみます。祈ってててください。

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